肺がんについて
がんの中での死亡原因として、上位に位置しているのが肺がんです。かつては愛煙家の罹患者が多いイメージを持たれていましたが、現在は女性や喫煙歴がない方にも起こす可能性があります。
肺がんは一般的に進行が早いこともあり、放置してしまうとやがて血液やリンパの流れに乗って全身の様々な 臓器に転移してしまうことがあります。長引く咳・血痰・胸の痛みなどの症状がある際には呼吸器内科の診察を受けることをおすすめします。
50歳以上の愛煙家男性は注意が必要です！
日本人のがんにおいて、肺がんは死亡数第1位であり50歳を越えると急速に増えていきます。喫煙は肺がんのリスクの1つです。非喫煙者と比較すると肺がんの罹患率は女性で2.8倍、男性では4.4倍に上ります。
肺がんの症状
肺がんでは息苦しさや発熱、血痰、痰、咳などの呼吸器症状が出ますが、特徴的な症状は出現しません。症状が現れ始める頃には既に悪化し始めているケースが多いため、早期発見に努めることが非常に大切です。
肺がんの早期発見
他のがんとも共通するように、肺がんも早期発見することで完治する可能性は上がります。人間ドックや健康診断、がん検診を受けていただくことで早期発見につながることがありますので、定期的に受けていただくことをお勧めします。
肺がんの可能性がある際は迅速に高度医療機関へご案内します。