整形外科のご案内
整形外科では、骨や筋肉、関節、神経などの損傷や病気を診断し治療します。
当クリニックで対象となる主な整形外科疾患は以下の通りです。いずれも私たちの生活の質に影響を与える可能性があるため、できるだけ早期に診断と治療を行うことが重要です。
骨粗しょう症
骨がもろくなるため軽微な外傷で骨折しやすくなります。特に高齢女性に多くみられます。治療には運動、栄養、薬物療法などがあります。
脊椎疾患
腰や首の痛みが生じたり、しびれや筋力が落ちることで手足の動きが悪くなったりする病気で、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などが原因となります。 治療には、投薬、運動療法、ブロック注射、手術などがあります。
変形性関節症
手足の関節が痛くなり、動かしにくくなる病気です。関節の軟骨がすり減ってしまい、炎症が起こることが原因です。 治療には、運動・物理療法、薬物療法、装具、人工関節置換術などの外科的治療があります。
診療上大切なことは、まずはご自身の運動器の状況を把握し、適切な治療や生活・運動習慣に関して理解いただくことです。
また、骨粗しょう症に関連した背骨の骨折や、特に専門性の高さが求められる脊椎疾患については、手術をした方が良いのか、保存治療を続けることで症状の改善が期待できるのか、その見極めが重要です。
その点、急性期病院における長年の診療経験をもとに培った判断力を活かし、個々の患者さまの病状、ニーズに応じ、先々を見据えた治療を心がけております。
当クリニックではレントゲン、骨密度検査（DIP法：第2中手骨）、血液検査、超音波検査などを活用し診療にあたります。
病状により担当医が勤務する虎の門病院をはじめとした専門施設と連携して診療に取り組みます。
みなさまの健康と快適な生活のため、当クリニックでの整形外科診療を是非ご検討ください。