TOPへ

予防接種

予防接種

団子坂くつろぎクリニックでは、各種ワクチン接種に対応しております。ワクチンを接種することで、その感染症に対する免疫を得ることができ、感染防止や重症化予防に役立ちます。
完全予約制となりますので、ご希望の方はお電話にてご予約ください。
(インフルエンザワクチンはネット予約もご利用いただけます)
予防接種には、法律に基づいて市区町村が主体となって実施する「定期接種」と、希望者が各自で受ける「任意接種」があります。接種費用は、定期接種は公費ですが(一部で自己負担あり)、任意接種は自己負担となります。市区町村が実施する予防接種の種類や補助内容の詳細については、市区町村などに確認しましょう。定期接種の場合は、各市区町村より発行される「問診票」を必ずお持ちください。

また、未成年の方の予防接種は基本的に保護者様の同伴をお願いしています。接種後体調の変化があった場合は、速やかに当院へご連絡ください。夜間など緊急の場合は総合病院の医師の診察を受けましょう。

当院で接種可能なワクチン

文京区の助成にも対応しております

当院では、文京区の助成ワクチン接種にも対応致しております。詳細は以下からご確認ください。

予防接種料金表

完全予約制になります。
初診料・再診料は料金に含まれます。

ワクチン 対象者 費用(税込)
新型コロナウイルス(コミナティRTU) 任意接種の場合 15,000円
インフルエンザ 任意接種の場合 3,300円
日本脳炎 第2期 9歳~20歳未満 公費負担
二種混合(DT:ジフテリア・破傷風)第2期 11歳~13歳未満 公費負担
肺炎球菌(ニューモバックス) 65歳以上 7,150円
肺炎球菌(バクニュバンス) 65歳以上 10,450円
肺炎球菌(プレベナー) 65歳以上 10,450円
帯状疱疹(シングリックス) 50歳以上 21,450円(1回あたり)
水痘   6,600円
おたふくかぜ(ムンプス) 自費 4,620円
MR(麻疹・風疹) 成人免疫低下の場合の追加接種 公費負担
自費 7,700円
A型肝炎 自費 6,600円
B型肝炎 自費 4,950円
破傷風 自費 3,300円
狂犬病 自費 15,400円

子宮頸がんワクチン

小学6年生から高校1年生の女子 公費負担
平成9年度生まれ~平成18年度生まれの女子 公費負担(令和7年3月まで)
自費(ガーダシル) 15,950円
自費(シルガード9) 28,600円

RSウイルス(アレックスビー)

自費 27,500円

予防接種の説明

新型コロナウイルス

当院では、令和6年度新型コロナウイルス予防接種を令和6年10月1日より開始いたします。当院ではファイザー製ワクチン「コミナティRTU」(2024年の流行株へのワクチン)を扱います。新型コロナウイルス予防接種のご予約は診療時間内にお電話にて承ります。

コミナティRTUについて

ファイザー製ワクチン「コミナティRTU」は、新型コロナウイルス感染症を予防するために開発されたmRNAワクチンです。このワクチンは、体内にウイルスの一部であるスパイクタンパク質の遺伝情報を送り込み、免疫システムがこれを認識し抗体を作り出すことで感染を防ぎます。臨床試験では、重症化や入院リスクを大幅に減らす効果が確認されており、特に重症化リスクが高い人々に対して高い予防効果を発揮します。

定期接種対象の方

定期接種実施期間

令和6年10月1日〜令和7年3月31日まで

対象者

接種時に東京23区にお住まいの方で、

  • 65歳以上の方 
  • 60歳以上65歳未満であり、心臓、腎臓、呼吸器の機能、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に重い障害があることにより身体障害者手帳1級の方
自己負担額

文京区の方は無料になります。
※各区によって自己負担額が異なります。各区から届く所定の接種予診票を来院時にお持ちください。

詳しくは文京区のHPをご確認ください。

任意接種の方

コミナティRTU 15,000円(税込)

インフルエンザ

当院では令和6年10月1日よりインフルエンザ予防接種を開始いたします。当院HPから24時間WEB予約が可能です。診療時間内に、電話でのご予約も承っております。
(3名様以上でご一緒に接種を希望される場合は、電話にてご予約頂けるとスムーズですが、代表者様にWEBでご予約いただくことも可能です。その際は、備考欄に「家族○名です」など、簡単にご記入ください。)
ご予約せずに当日直接ご来院された際も、できる限り対応させて頂きますが、ご予約された方が優先となる旨をご了承ください。

インフルエンザワクチンについて

インフルエンザの予防接種は通常、毎年10月頃から開始されます。インフルエンザワクチンは、接種後およそ2週間で十分な効果が得られるようになり、その効果は約5ヶ月間続くとされています。流行がピークを迎える時期にワクチンの効果がしっかりと出ていることが大切なため、流行が始まる少なくとも2週間前には接種を受けるのが最適です。一般的に、流行は年度内の3月頃まで続くことが多いため、当院では12月中旬までにインフルエンザの予防接種を受けていただくことを推奨しています。
※妊娠中の方は、予防接種を受ける前に担当の産科医にご相談ください。

費用

インフルエンザ(任意接種) 3,300円(税込)

※防腐剤フリーのワクチンは 3,850円 (税込)です。

高齢者インフルエンザ予防接種、子どもインフルエンザ予防接種の費用助成について
実施期間

令和6年10月1日〜令和7年1月31日まで

  1. 子どもインフルエンザ予防接種(任意接種)

    対象:文京区に住民登録のある方で生後6ヶ月以上中学3年生(15歳の3月31日)までのお子さま

    当院では、費用は無料です。
    生後6ヶ月以上13歳未満:2回まで/年度、13歳以上中学3年生まで:1回/年度
    接種予診票は当院でご用意しております。
    ※当院では、フルミスト点鼻液(経鼻弱毒生インフルエンザワクチン)は扱っておりません。

  2. 高齢者インフルエンザ予防接種(定期接種)

    対象:接種時に文京区民、もしくは東京23区に住民登録のある方で、

    • 令和6年12月31日現在65歳以上の方 
    • 60歳以上65歳未満であり、心臓、腎臓、呼吸器の機能、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫の機能に重い障害があることにより身体障害者手帳1級の方

    文京区にお住まいの方の費用は無料です。
    ※各区によって自己負担額が異なります。各区から届く所定の接種予診票を来院時にお持ちください。

詳細は文京区のHPをご確認ください。
子どもインフルエンザ
定期高齢者インフルエンザ予防接種

インフルエンザはこちら

肺炎球菌ワクチン

肺炎は、日本人の死因第4位となっています。さらにその中で9割の方が65歳以上の高齢者です。肺炎の原因菌として最も多いのが肺炎球菌という細菌です。肺炎球菌性肺炎は風邪や新型コロナウイルス感染症・インフルエンザを契機に併発することがあるため、新型コロナウイルスやインフルエンザワクチンに加えて、肺炎球菌ワクチンの接種も推奨しております。
肺炎球菌ワクチンはニューモバックス、バクニュバンス、プレベナーの3種類があります。当院はすべてのワクチンを取り扱っております。

接種をおすすめする方
  • 65歳以上の方
  • 心臓・呼吸器の慢性疾患をお持ちの方
  • 糖尿病の方
  • 腎不全・肝機能障害をお持ちの方
  • 脾臓を摘出した方

ニューモバックス

ニューモバックスNPの1回目は文京区の助成を受けられます。プレベナー・バクニュバンスと併用して接種することで、予防効果が高まることが期待されます。

プレベナー

プレベナーは13種の血清型に対応したワクチンで、一生涯有効とされています。ニューモバックスと併用して接種することで、予防効果が高まることが期待されます。

バクニュバンス

バクニュバンスは15種の血清型に対応したワクチンで、プレベナーの13種の血清型については変わらず、22F・33Fの2血清に対しても優位な効果があります。ニューモバックスと併用する場合、日本感染症学会は以下を推奨しています。

  • ニューモバックスを未接種の方:バクニュバンスを接種後1~4年後にニューモバックスを接種
  • ニューモバックスを接種済みの方:1年以上の間隔を開けてバクニュバンスを接種を考慮し、5年後に再度ニューモバックスを接種

費用

ニューモバックスNP(23価ワクチン) 7,150円(税込)
プレベナー13(13価ワクチン) 10,450円(税込)
バクニュバンス(15価ワクチン)   10,450円(税込)
文京区の助成について

ニューモバックスNPの1回目は文京区の助成が受けられます。(2回目以降は自己負担となります。)

対象者

年度内に65・70・75・80・85・90・95・100歳となる方
対象者の方には予診票が送付されますので、ご持参の上ご来院をお願い致します。

費用
自己負担額 1,500円

詳細は文京区のHPをご確認ください。

子宮頸がんワクチン

20代、30代の女性が最も多く罹患するがんが子宮頸がんです。最近は30代、40代の患者様が増えてきています。また、子宮頸がんは、HPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルスに感染すると発症することが分かっています。すなわち、HPVに感染しないように対策すれば、子宮頸がんの発症予防が可能になります。

費用

小学6年生から高校1年生の女子 公費負担
平成9年度生まれ~平成18年度生まれの女子 公費負担(令和7年3月まで)
ガーダシル 15,950円(税込)
シルガード9 28,600円(税込)

帯状疱疹ワクチン(シングリックス)

帯状疱疹は、脊髄から出る神経節という部位に潜んでいる水痘(すいとう)・帯状疱疹ウイルスが活動を再開することで発症します。ピリピリと刺すような痛みから始まり、続いて小さな水ぶくれ(水疱:すいほう)と発疹(ほっしん)が帯状に現れます。日本人成人の90%以上は、このウイルスが体内に潜んでおり、80歳までに約3人に1人が帯状疱疹になると言われています。帯状疱疹の皮膚の症状が治まった後も長期間にわたって続く痛みを帯状疱疹後神経痛(PHN)といいます。加齢とともに帯状疱疹後神経痛への移行リスクは高くなり、50歳以上の患者さんの約2割が移行するという報告もあります。
このワクチンによる50歳以上の方の帯状疱疹の予防効果は97.2%(従来の水痘ワクチンは51.3%)で、非常に高い効果が期待されます。

費用

1回接種 21,450円(税込)
2回接種 42,900円(税込)
文京区の助成について

文京区にお住まいの50歳以上の方は文京区の助成を受けられます。

助成額

接種価格から以下の助成金額を差し引いた金額でワクチンを接種していただけます。

シングリックス(2回接種) 1回ごとに10,000円

詳細は文京区のHPをご確認ください。

MR(麻疹・風疹)

風疹は、風疹ウイルスによって引き起こされる急性の発疹性感染症で、主な症状は、発熱、発疹、リンパ節腫脹です。三日麻疹とも呼ばれています。感染経路は、飛沫感染であり、強力な感染力によりヒトからヒトへ感染が伝播します。妊婦が感染すると胎児に重篤な影響を及ぼす恐れがありますので、妊娠の可能性のある女性だけでなくその周囲の方も予防接種を受けることが重要です。

費用

自費 7,700円
文京区の助成について
対象者

文京区にお住まいで、以下のいずれかに該当する方は文京区の助成を受けることができます。
本人確認書類、文京区から送付されるクーポン券(③のみ)をご持参の上、ご来院ください。

  1. 0歳児と同居している方
  2. 妊娠を予定又は希望されている方、妊娠を予定又は希望されている方と同居している方
  3. 昭和37年4月2日~昭和53年4月1日までの間に生まれた男性
費用

無料

詳細は文京区のHPをご確認ください。

RSウイルス(アレックスビー)

RSウイルスは呼吸器の感染症です。症状は軽度の風邪のようなものから、重篤な気管支炎や肺炎を引き起こすこともあります。特に生後6ヶ月以内にRSウイルスに感染すると、細気管支炎や肺炎など重症化することがあります。また、喘息、慢性閉塞性肺疾患、心疾患、糖尿病、慢性腎臓病などの慢性疾患を持つ人や免疫機能が低下している人、さらに高齢者(特に60歳以上)は、RSウイルスに感染すると肺炎などの重い症状を引き起こすことがありますので、注意が必要です。

アレックスビーは、60歳以上の方を対象としたRSウイルス感染症予防ワクチンです。このワクチンは「組換えサブユニットワクチン」と呼ばれ、ウイルスそのものを使用せず、ウイルス表面タンパクの一部を抗原としています。

接種をおすすめする方

接種の対象は60歳以上の方です。また、以下の持病がある方の接種が推奨されています。

  • 肺気腫(COPD)
  • 喘息
  • 心不全
  • 脳梗塞
  • 脳出血
  • 糖尿病
  • 慢性腎臓病
  • 血液疾患
  • 免疫不全疾患
  • 肝臓病

費用

自費 27,500円